日本歳時記 | 国立天文台NAOJ
少しばかり日にちがずれましたが、9月8日(2014年)は中秋の名月といわれていますね。いわゆる十五夜ということですが、満月は9月9日、そしてスーパームーンでもあるのです。
ややこしいですな。
旧暦(陰暦)では月の満ち欠けが暦になっているので、朔日(1日:ついたち)はすなわち新月。そして三日月(3日)、上限の月(7日)、十三夜・・・と順に月が満ちていき15日後には満月となったわけですね。
このように考えると、暦というのは自然を表現したもので、季節感を感じやすいです。たとえば二十四節気なんて、季節変化を毎日のようにとらえていて興味深いです。
のんびり暦をながめる時間も無くなってきている今日この頃。ちょっと寂しい。
ちなみに、「暦」って意外にテスト問題にしやすいんですよね。