小特集 食品表示について
食品の表示について、どうも理解し難い状況があるので簡単にピックアップしてみました。
一つ具体的な例を挙げてみますね。ここでは、「遺伝子組換え食品」の表示についてみてみたいと思います。
まず、「行政側」から「消費者」に示しているもの、つまり「ホームページ」で公式に発表しているものを挙げてみますね。
せっかくなので、みなさまも「遺伝子組換え食品の表示」について書いてあるページにたどり着くことができるか試してみてください。(途中でキレないことを祈ります。)
- 農林水産省-消費・安全 ・・・ 「遺伝子組換え食品の表示」のページです。これは「食品表示」のページの下の階層(つまりクリックした先)にあります。
- 厚生労働省-健康・医療 ・・・ 「遺伝子組換え商品」についてのページです。これは、「食品」全般のページ(放射線、BSE、ノロウイルスなど)の下にあります。
- 消費者庁-食品表示 ・・・ 消費者庁の食品表示についてのページです。そのうちの「遺伝子組換え食品」に関するページです。TOPページから入ったときに果たしてここにたどり着けるでしょうか?
「遺伝子組換え食品の表示」に関するもの一つとってみても、3つの全く違うページを参照しなくてはいけないんですかねえ? しかも、一旦たどり着いた後、そのページを離れたら・・・。 た、たどり着けない!
ここで消費者庁が登場したので、当然「国民生活センター」にも関連するでしょう。ということでみてみると、事例がいくつかありますね。(たとえば、豆腐に遺伝子組換えダイズを未表示で使用した事例など。)
- 国民生活センター ・・・ 「遺伝子組換え食品の表示」に関する検索です。
ここからは、「表示」に関することから離れますが、「遺伝子組み換え生物」となるとこれは環境省の管轄の、いわゆる「カルタヘナ法」というのが関係してくるんだそうです。
- 日本版バイオセーフティクリアリングハウス(J-BCH) ・・・ 遺伝子組み換え生物等(LMO)の使用に関する国際的な取り決めと国内の法律に関するページらしいです。よくわからないカタカナ語ばかり使わないでほしいです。
さらに、食品全般の安全に関しては内閣府が管轄していますね。
行政に対して民間の側ではどういった対応なのでしょうか? あまり取り上げると、宣伝になりそうなので主だったもののみにしておきますね。
- 東都生活協同組合 ・・・ 東都生協の「遺伝子組換え表示基準」についてのページです。
- 国際環境NGOグリーンピース ・・・ 「遺伝子組み換え食品食べていませんか?」というページでまとめてあります。