「自然は守るものです。自然を征服してはならない」ラタン・ラル博士

2019年の日本国際賞(主催・国際科学技術財団)の授賞者のお一人,米オハイオ州立大学特別栄誉教授のラタン・ラル博士のお言葉のようです。

自然と戦うというのは,挑戦し甲斐があるという気持ちを持たれる方も多いのでしょうが,どうしても違和感があります。

日本は特に自然豊かと思われていますので,自然と対決するというよりは,自然とともにあるというほうが自然な気もします。

ラタン・ラル博士のインタビュー記事を見ると,そういった感覚に近いお言葉のような気がしますね。

今回の受賞で「土壌科学」という科学の分野が認知されたという博士のお言葉に,興味が惹かれました。研究対象がいろいろと細分化され,そして再編成され,少し前では一般的な名称でなかったものがどんどん当たり前になっていくのに,時代の動きの速さを感じます。

⇒「サイエンスポータル コラム記事より」

http://scienceportal.jst.go.jp/columns/interview/20190423_01.html

 

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